人の弱みにつけ込んで高額ぼったくりアデランスは嫌いだが、このCMはなんかイイ。映像と音楽の盛り上がりも、船越のハラショー!(ロシア語で素晴らしい)も。見た目が勝負のダンサーでこの恥さらしの潔さ。その手の分野では有名らしいが、自分のバレエ団運営とか、カネに困って出たのか?こういうのは食うの大変だしねえ。とゲスの極み。が、なんか気になって調べたら、いや~スゴい。上のプロフェッショナル20分後から10分間「猿の演技」が圧巻。
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■薄毛に悩んできた有名ダンサーが「生まれ変わり」を決意した。3年前までロシア国立ボリショイバレエに所属していた岩田守弘さん(44)が、9月からウィッグのテレビ広告に登場する。最近の舞台では、後頭部に黒い粉をふりかけて何とか薄さを隠してきた岩田さん。だが、粉がパートナーの衣装を汚してしまうため、髪の毛の「増量」を決断した。岩田さんは、シベリアのバレエ団で監督をしながら踊っている。今月、日本で出演した際に使ってみたが、違和感はなかった。「外見を変えると恐れずに表現できる」と、新境地を開いたようだ(2015年の毎日新聞より)。
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■朝日新聞デジタル20150621より
1970年生まれの45歳、 日本バレエ協会発足当時の理事である父、岩田高一氏のバレエスクールで習い始めた。岩田氏は父親から受け継がれた才能、天性のジャンプ力で頭角をあらわすも、高校2年で出場したコンクールで、ライバルであり後輩の久保紘一氏の技術にはとおくおよばず。練習に打ち込み、後輩に教えを請う岩田氏。負けたくない以上に、彼(岩田)のために何かしてあげたい人柄。(久保氏談)。久保氏と参加した1989年のモスクワ国際バレエコンクールでは、久保氏はトップを勝ち取り、岩田氏は予選落ち。それでもバレエへの思いは揺らがなかった。転機はボリショイ・バレエ学校への留学。そして、生涯の師 アレクサンドル・ボンダレンコとの出会い。岩田氏がレッスン後、夜遅くまで稽古場で練習を続けるとき、ボンダレンコは時間のある限り付き合った。岩田氏の 「バレエとは何か」 の問いに、ボンダレンコは 「道徳だ」 と答えた。岩田氏は思った。型を守り、心を表現するから人を感動させる芸術になる…と。そして、自身の小柄な身体を生かした、ダイナミックな表現豊かな踊りが生まれた。

以下はエピソード

■国立ロシアバレエ団では、「白鳥の湖」の道化などの個性的な役があたり役となり、ロシアの名だたるコンクールで最優秀賞を受賞。しかし、小柄な岩田氏には、王子などの主役を踊るチャンスは来なかった。

■どうせ道化をやるなら、憧れのボリショイで踊りたい。と、ロシアバレエ団から、ボリショイへ転籍。ボリショイでは役に恵まれず、与えられたのが猿の役。着ぐるみで1分余り踊る学生にあてがわれるような役だ。どんな役でも精いっぱい踊るだけだ。と、サルの動きを徹底的に研究した。作中には本物の馬も登場し、後に「サルと本物の馬だけが良かった。」と評価された。

■今では、「モリよりいい道化はいない。」と言われる存在。往年の大スター、ミハイル・ラブロフスキーは「最近はボリショイも表現力が落ちてきた。その中でもモリは、60年代ダンサーの伝統を守っている。」と認める。

■新天地は3年前にロシア・東シベリアにあるブリヤート共和国、ブリヤート国立劇場のバレエ団・芸術監督。ここで世界一のバレエを作る。岩田氏は「鬼と化す」を念頭に、厳しく指導し、「感情の変化を大切にするようになった。」と団員の表現力にも磨きがかかっているようだ。

■次なる岩田氏の夢は、自らの手で長く踊り継がれる作品を作ること。クラシックの本来の意味は古典ではなく永遠。昔の人にできて、僕にできないはずはない。

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【時代を駆ける】:岩田守弘/4 サルの役も、したからこそ ◇MORIHIRO IWATA

 

<ボリショイ劇場は234年の歴史を誇り、数多くの有名ダンサーを生み出してきた>

 

バレエ学校の8年間(10~18歳)で多くの子をえりすぐり、その中から何人かがボリショイに来ます。いいダンサー同士はお互いを高めます。劇場には今まで踊ってきた人たちの魂が残っている。お客さんのエネルギーや劇場を支える人たちの熱意がある。ボリショイは全部が全部、特別なところです。
ボリショイはお金の掛け方がすごい。(外国人は学費を払うが)バレエ学校は完全に無料です。食事も生活も教育費も国が持つわけじゃないですか。母が言うのですが、芸術を育てるためには三位一体でなければならない。「本人、先生、親」。日本の親はスポンサー(の意味)も入っています。僕らはあまりお金を求めてはいけないけれども、お金がないとできません。ロシアは国をつくっている人(=トップレベルの政治家)が根本的に芸術を必要だと考えています。

 

毎日新聞社 東京朝刊【時代を駆ける】 2010年02月22日 00:11:00 この記事は参考資料です。転載等は各自の責任で判断下さい。

 

 <95年11月に念願のボリショイに研修生として入団したものの、外国人にとっては文化的な「敷居」は高かった> 一つの世界に入っていくためには、順序、礼儀、下積みがあります。最近はオープンになってきたけれども、ボリショイの中に伝統的なシステムみたいなものがあるのです。それに溶け込むまではつらかった。仲間外れにされているみたいな……。ただ、僕が日本人だから(つらい思いをする)と思ったことはなかった。日本人でなくても、新しく入ってくれば厳しい。手続き的に難しいことはありましたが、ここで「外国人だから駄目」と感じることはありません。

 

ロシア人もみんなつらい思いをしています。本当にたたきのめされ、コンプレックスを抱き、抑えつけられた人の踊りはすごい。人間味があります。僕が見る中で感動する人は、みんなコンプレックスが強い。それでいて人を大切にします。デュエットだったら、男の人は女の人を大切にするし、女の人は男の人を愛する優しさがあるのです。

 

<96年に研修生から“本採用”になり、ソリストとなった後も、節目節目で「壁」に突き当たった。幾つかの主役を演じる一方で、00年の「ファラオの娘」で与えられたのは床をはうサルの役だった>

 

あの時は役をもらわなければいけないと思い、廊下で偉い人をつかまえて「踊りたい」と頼みました。それが間違いでした。「あっそう、役があるよ」。サルの役だった。妻から「やめなさい」と言われましたが、断れないですよ。でも、小さな役は面白い。「ファラオの娘」は初演の評判が悪かったのですが、(劇評で)「見るべきものは(劇中に登場する本物の)ウマとサルだけ」と言われたのだから、うれしいじゃないですか。

 

サルの役をやらなくても、今の僕があるかもしれない。それは分かりません。こういう仕事をしていれば、割り当てられたことをやればいいのです。なんだって、やれば面白い。だいたい自分からこの役がほしいとアピールして、成功したことがありません。向こうがあげたくないと思ったら、絶対にくれない。僕からお願いしなくても、役が付く時は付いちゃうのです。

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聞き手・大前仁/「時代を駆ける」は月~水曜日掲載です。

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■人物略歴

 ◇いわた・もりひろ

バレエダンサー。横浜市生まれ。ロシア国立ボリショイ劇場バレエ団の第1ソリスト。90年モスクワに渡り、95年から同バレエ団。93年モスクワ国際バレエ・コンクール1位。39歳(2010年当時)

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