反戦ソング「島唄」のザ・ブーム解散へ

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◆大ヒット「島唄」は、たった一人のために作った歌

 

「島唄(しまうた)」は、本当はたった一人のおばあさんに聴いてもらいたくて作った歌だ。91年冬、沖縄音楽にのめり込んでいたぼくは、沖縄の「ひめゆり平和祈念資料館」を初めて訪れた。そこで「ひめゆり学徒隊」の生き残りのおばあさんに出会い、本土決戦を引き延ばすための「捨て石」とされた激しい沖縄地上戦で大勢の住民が犠牲になったことを知った。

 

捕虜になることを恐れた肉親同士が互いに殺し合う。極限状況の話を聞くうちにぼくは、そんな事実も知らずに生きてきた無知な自分に怒りさえ覚えた。資料館は自分があたかもガマ(自然洞窟<どうくつ>)の中にいるような造りになっている。このような場所で集団自決した人々のことを思うと涙が止まらなかった。

 

その資料館から一歩外に出ると、ウージ(さとうきび)が静かに風に揺れている。この対比を曲にしておばあさんに聴いてもらいたいと思った。歌詞の中に、ガマの中で自決した2人を歌った部分がある。「ウージの森で あなたと出会い ウージの下で 千代にさよなら」という下りだ。「島唄」はレとラがない沖縄音階で作ったが、この部分は本土で使われている音階に戻した。2人は本土の犠牲になったのだから。

(みやざわ・かずふみ。歌手) 2005年8月22日 朝日新聞(朝刊)より抜粋

 

◆いい曲だ。単純に。いかにも沖縄的で。なんかノスタルジックで。哀愁がある。歌詞の内容は考えたことはなかった。カラオケやTVやラジオで流れば口ずさむ程度。が、歌の背景にこういう反戦というか、戦争で亡くなった人への鎮魂があるとは知らなかった。また、ザ・ブームが沖縄出身でないとも初めて知った。というほどのファンでもないが。

 

歌は以上の理由でつくり、1992年のアルバムに収録。「島唄]沖縄バージョンを沖縄で限定販売。CDは1万枚出たという。全国発売の要望もあったが、沖縄出身でもないし、当時の沖縄ブームに便乗するのも嫌で固辞。が、沖縄出身の議員から「島唄は沖縄音楽のコピーだと非難されてるが、魂までコピーすれば立派なものだ」と応援され、島唄の全国発売に踏み切る。1年半後に出たが、結果は累計170万部の大ヒットに。2001年、アルゼンチンの歌手が無断で勝手に日本語のまま島唄を歌い、現地で大ヒット。宮沢が現地に行った時、謝罪されてカバー代金も払うと云われたが、多くの人に聴かれるのは本望だと無償で許可。この話題がキッカケで、日本でも再ヒット。10万部を売り上げたという。その後のサッカー日韓大会でも「島唄」が採用される。2014年の12月に「バンドメンバー4人でやれることは全部やった」と解散予定。

 

この歌は妻が女一人で世界一周に出た後、当時ヒットしてた歌。

東京の歩行者天国でライブをはじめて28年目、プロデビュー25年目。ボーカルの宮沢さんは48才。2000年以降はいわゆるヒットがなく、所属事務所や音楽レーベルも移転。本人は首の頚椎病気治療で2013年から長期療養中。他のメンバーも糖尿病など、活動に支障が出てるかもですね。まあしかし、芸能界でずっとヒットを飛ばし続けるのは至難の業。あの飛鳥でさえ、2000年以降はヒットがなく、悩んで苦しんで覚醒剤に手を出したか。サザンの桑田や中島みゆきや一部の歌手以外、ほぼ99%は一瞬で消えますね。これは仕方がない。統計上は。役者は長持ちできるか。

 

プロスポーツ選手は100%引退する。20代とか30代で。肉体勝負ですから年をとると引退。歌手も、顧客は若い人が大半ですから、自らが中高年になると曲が書けなくなる。愛だ恋だとか。沢田研二あたりは60歳過ぎてもコンサートしてますが、観客も60代以上。そうか。高齢化社会でいいかも。綾小路きみまろみたいに。演歌はもともと中高年向けか。でもCDとか買わないね。でも、ライブは行くか。趣味活動の一環で。そういう意味では、65歳でも若くてファンも若者からシニアまでの矢沢永吉はバケモノだ。まあそんなの他にいないね。矢沢でもCDとか新曲は10年?20年以上?売れてない。ユーミンもこの10年でほほ終わり。浜崎あゆみも新曲が2000枚台とネットニュースに出てた。なんだっけ。安室奈美恵とかも全然聞かないね。仕方がないのだ。諸行無常。

 

普通のサラリーマンやOLも60才前後で引退だし、店や会社も30年続かない。人は必ず死ぬ。100%死ぬ。店も会社も音楽も。いや、音楽は残るな。懐メロとして。一生永遠に残るか。YouTubeとか有り難いね。本も残るな。ブログやTwitterとかも残るのか?ワードプレス?オレが残すのは・・やはり本、YouTube動画、こういう文章、記憶、歴史、wikiにも残りたいね。何か代表作を。名言を。言葉を。曲を。詩を。何か、生きた証を遺したい。の前に、世界一周②したいね。死ぬ前に。痴呆で寝たきりの前に。いつ行く?今でしょ。明日はわからない。今、今日、明日からだ。やりたいことは全部やらねば。御嶽山とか大地震もある。火事も事故も急病も。その前にせねば。行動せねば。人生は一度。

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