刑務所は福祉施設。累犯障害者の現実。山本譲司の力作。

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「服役囚の4分の1が知的障害者」が意味するもの

山本譲司氏(福祉活動家・元衆議院議員)
マル激トーク・オン・ディマンド 第296回

 秘書給与の詐取で実刑判決を受けた元衆議院議員の山本譲司氏は、知的障害を持つ服役囚の介護が服役中の仕事だった。国会議員から一気に受刑者へと転落した時点で、ある程度の覚悟はできていたとは言え、そこには「服役囚の4人に1人が知的障害者」という驚くべき現実が山本氏を待っていた。

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約1年半の刑期を終え出所してきた山本氏は、福祉の仕事に携わりながら、知的障害者の犯罪の実態を調べ始めた。そしてそれを一冊の本にまとめたものが、近著「累犯障害者」だった。その中で山本氏は、実社会では生きるすべを持たない知的障害者たちが、繰り返し犯罪を犯しては刑務所に戻ってくる様を克明に描いている。

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犯罪といってもほとんどが「しょんべん刑」と呼ばれる万引き、無銭飲食、自転車の盗難などだ。そしてそうした犯罪を犯して繰り返し刑務所に戻ってくる障害者たちの多くが、刑務所を事実上「終の棲家」としてしまっているのが実態だという。

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おおよそどこの国にも人口の2~3%程度は知的障害者が存在するとされる。日本の場合その数は300万人程度と推察されるが、その中で障害者に認定された際に渡される療育手帳を取得し、公的福祉サービスを受けている人の数は46万人に過ぎない。残る障害者の多くが、福祉の網から漏れたまま、刑務所と社会の間を行き来する生活を送っているということになる。

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現実的には、知的障害者の多くにとって公的福祉サービスは存在しないに等しいという。厚生養護施設は3ヶ月程度しか障害者を受け入れてくれない。身寄りのない障害者は3ヶ月後には道に放り出される。そして、その多くが、ホームレスのような生活をする中で「しょんべん」犯罪を犯し服役してくる。その後は、同じことの繰り返しとなる。

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特に近年の高齢化によって、身寄りの無い障害者の数が増えていることも、この問題を更に深刻化させている。山本氏はこうした問題の背後には福祉と法務行政の両方の問題があると指摘する。現在の日本では、一見健常者と見分けがつかない知的障害者に対する福祉が明らかに不十分であると同時に、知的障害者が犯罪を犯すと、自らを弁護する能力を持たないため、警察や検察に言われるがままに供述調書に署名するケースがほとんどだという。結果的に他愛も無い小さな犯罪でも立件され、刑務所送りになる。そして、それが累犯の温床となる。そんな悪循環だ。

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しかし、それにしても本来福祉が担うべき知的障害者の保護を、法務行政が、しかも刑務所という場で担っていて本当によいのだろうか。そもそも、知的障害者が刑務所に入る以外に生きるすべがないような社会が正しい社会と言えるのだろうか。このような障害者が生き難い社会というのは、実は健常者も生き難い社会ということなのではないのか。出所以来福祉活動に奔走している山本氏とともに、「服役囚の4分の1が知的障害者」が意味するものを考えた。

 

以上は http://www.videonews.com/marugeki-talk/296/

 

◆医療機関のスタッフが累犯障害者10人に聞き取りをしたところ、よく出てきた言葉は、「刑務所に戻りたかった」。では彼らから見て、刑務所はどんなところか。6つの機能・役割にまとめられるとのことでした。

① セーフティネットとしての刑務所
→3食付き、屋根がある、路頭に迷わない
② リセット機能としての刑務所
→塀の外での生活がうまくいかないと、捕まって刑務所からやり直せる
③ 懲役者どうしの安堵感
→思いを共有できる仲間がいる、という安心感。
④ 自己治癒としての刑務所
→刑務所にいた方が健康。
⑤ 「指示に従っていれば大丈夫」という安心感
→刑務所の外では、自分で考えて生きていかなくてはいけない
⑥ 資格取得のための刑務所
→時間に余裕があり、資格取得や読書に割く時間がたっぷりある
―医療機関主催の講演会資料より

 

この①から⑥は人間の本能だ。マズロー欲求段階通り。まずは生きるための衣食住、そして所属と承認も満たされ、自己実現への時間もある。

 

神戸の小学生女児殺害事件の君野容疑者とか、あれは完全に知的障害者ですね。手帳も持っていたし、生活保護も受けていた。父親もアル中と暴力で失踪。母親も失踪。幼い頃に。祖母に育てられたが、高校生の時に祖母も死んで天涯孤独に。まあ、普通、病みますね。本人も。犯人も可哀想だと思いましたね。あの場合は被害者子供の親もキツイ境遇みたいですね。悲惨な事件でした。が、凶悪事件は、犯人の境遇も酷いのが多い。気がする。

 

私の知人が「アル中」になり、彼のためにアル中克服の勉強会に出ました。講演会にも、カウンセラーにも会いました。まあ、覚醒剤中毒も似たようなもんです。なかなか脱出は難しい。有名人で言えば、覚醒剤ですが、清水健太郎やお笑いの・・メガネかけた・・名前忘れましたが、何度も逮捕されてますね。元オリンピックの女子体操選手とか。シャブ&飛鳥は復帰できるか?酒井法子は?長渕は?噂レベルですが清原は?

 

で、勉強会とか講演会とか断酒会とかに来てるのは、相当前向きな人。全体の1%ぐらいではないか。次に集まってるのはアル中患者も扱う精神病院とかですね。見学に行きましたが、正直、恐ろしい光景でした。イッちゃってる人が沢山いました。半分は諦めてるかも。本人も家族も。ある意味では姥捨て山。果たしてこんなとこから復帰できる人は1割もいるんだろうか。正直、思いました。とても普通の仕事や生活もできないのではと。独断と偏見で申し訳ないが。実際、入院して復帰した人が「うちのアル中治療コースに入って治るのは1%ぐらい」と医院から言われたと。そんなことをツラツラ考えているとき、ふと、こういう場所にも来ない人はどうしてるんだろう。・・・刑務所にいるんではと。残念だが、犯罪者には精神的におかしい人も多い気がする。タブーですが。報道では住所不定・無職。職を転々と・・・。までは書けますが、犯人の生い立ちや家族のことは書けない。公のテレビや新聞のマスコミは。が、週刊誌は書きますね。突っ込んで。ネット記事も。憶測記事や誇張や間違いも多いでしょうが。障害者=弱者を叩くのはタブー。しかし、これはあくまでも傾向ですが、例えば犯罪者は、貧困貧乏な地域や家庭や境遇の人が多い。学歴も低い。職業も転々としている・・(私も転職8回w) 結果、金に困るから盗みや強盗に走る可能性も高くなる。貧乏国へ行けば行くほど犯罪多い。国レベルで見れば。地域も確実にある。そういう地域。人種もある。育った家庭もある。傾向が。片親や捨て子も。あくまでも傾向。この山本さんの本でも、犯罪者の1/4が知的障害者で、大半の3/4はそうではない。貧乏国へ50回以上行きましたが、すれ違う人全部が犯罪者じゃない。そう。9割以上は普通の人。99%かもしれない。が、新興国の犯罪率は日本の10倍とかサンパウロは77倍とか。本当にそうでした。恐ろしかった。だから、国、地域、町、学歴、人種、職業、顔、服装、髪型、言葉、態度、タバコを吸う吸わない、ギャンブルやるやらない、・・である程度、傾向はありますね。

 

で、前科者の山本さんは、刑務所入って人生逆転・成功?だ。収入とか激減かもだが、生きがい見つけたのでは。作家・講演家として。重いテーマだが、今までのこのテーマには誰も触れなかった。同じ作家・講演家の端くれとして思う。

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