中小零細企業の定本「新版・小さな会社☆儲けのルール」

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ビジネスブックマラソン Vol.4386
『【新版】小さな会社★儲けのルール』

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■〔1〕本日の一冊

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『【新版】小さな会社★儲けのルール』竹田陽一、栢野克己・著 フォレスト出版

Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894517205/businessbookm-22/ref=nosim

<楽天ブックスで購入する>
http://bit.ly/2a8JTwZ

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こんにちは、土井英司です。

どんな世界にも「定本」というものが存在しますが、中小零細企業
経営の「定本」はおそらくこれでしょう。

『【新版】小さな会社★儲けのルール』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894517205/businessbookm-22/ref=nosim

もともとは2002年に刊行され、12万部を突破したロングセラーで、
東京商工リサーチ出身の中小企業コンサルタント・竹田陽一氏と、
零細企業コンサルタントの栢野克己氏が、共著で書いています。

ベースにランチェスター戦略があり、弱者のための経営ノウハウ、
心構えがビッシリ書き込まれた、読み応えある内容です。

本日ご紹介する新版では、データと事例を大幅に入れ替え、最新の
ビジネス事例を盛り込んでいます。

ひさしぶりに読みましたが、竹田陽一さんのいぶし銀+辛口の経営
論、栢野克己さんの軽快な文章が、味を出していますね。

中小零細企業には中小零細企業の戦い方がある、ということで、原
点に戻るきっかけをもらった気がします。

特にこれから起業する人には役立つ内容で、どうすればしくじらな
いか、数多くの倒産事例を見てきた著者ならではの視点が盛り込ま
れています。

成功確率の高い戦い方、中小企業経営における重点項目、優先順位
など、学ぶことの多い一冊です。

さっそく、ポイントを見て行きましょう。

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だれでもできるようなことは競争相手がすぐに増えて、マーケット
の取り合いになって食えなくなるのです。だれでもできるような仕
事には手を出してはいけません

粗利益は、お客のお札に触れたとき以外には生まれないのです。だ
から、お客からもらう小銭のありがたさがわからなくなったら、会
社は倒れます

経営の目的とは、「経営の源であるお客を作り出し、その数を多くすること」

経営規模が大きくても、1位がとれない会社は利益が少ない

「兵力数が少ない劣勢軍」の場合、ランチェスターの第1法則を応用し、
(1)射程距離が短い一騎打ち戦的な兵器を選び
(2)戦うときは敵に近づいて一騎打ち戦をする
(3)そのためには接近戦や一騎打ち戦がしやすいよう、身を隠し
やすい戦場を選ぶ

「兵力数が多い優勢軍」の将軍はランチェスターの第2法則を応用し、
(1)射程距離が長い兵器を使用
(2)戦うときは相手と離れて戦う
(3)そのためには広くて見通しがいい戦場を選ぶ

1番目は商品。まずお客さんのお金と交換するのは商品になります
から、商品対策が1番目の経営の要点

「商品もお客も同じ。なおかつ、それが好き」というのが一番成功
率が高くなります。商品は異なるけど、お客は同じ。これが2番目
に成功率が高い

競争力、あるいは力のない小さい会社が、これから伸びる市場に手
を出してはいけない

同業が弱い業種は勝ちやすい

弱者は扱う商品を少なくし、業種の幅も狭くしなくてはいけません

営業エリアは狭くしよう

弱者はエンドユーザーにできる限り近づいて、接近戦、一騎打ち戦
を目指すことが大事

競争相手以上に、お客から好かれ
競争相手以上に、お客から気に入られ
競争相手以上に、お客から忘れられないようにする

———————————————–

創業して12年になりますが、知らないうちに自分はカッコつけてい
たなと反省させられる内容でした。

カッコではなく、どうすれば企業を勝利に導けるか。現実的な視点
がたくさん詰まっていて、とても勉強になりました。

経営者のセルフチェックに、また起業のヒントとして、ぜひ読みた
い一冊です。

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『【新版】小さな会社★儲けのルール』竹田陽一、栢野克己・著 フォレスト出版

Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894517205/businessbookm-22/ref=nosim

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◆目次◆

プロローグ 社長にはだれでもなれるけど……
儲けのルール1 小さな会社が成功するために
儲けのルール2 成功する天職・ビジネスの選び方
儲けのルール3 成功する事業エリアの選び方
儲けのルール4 成功する客層の選び方
儲けのルール5 成功するお客探し
儲けのルール6 成功するお客の育て方
儲けのルール7 成功するためには長時間労働が不可欠

目次

『小さな会社★儲けのルール』新版に寄せて
押し売り宣言!

プロローグ★社長にはだれでもなれるけど……
「社長」にはだれでもなれる
独立後10年続くのは2割だけ
だれでも簡単にできる商売はない
倒産取材を1600件やってわかったこと
経営相談を1000件受けてわかったこと
世の中の情報の9割はあなたのビジネスには適用できない。なぜかと言うと……

儲けのルール★1 小さな会社が成功するために~弱者の基本戦略~
あなたの経営目的はコレだ!
経営は戦争だ!
勝つための「戦略」と「戦術」の違いを知ろう
全社的な勝ち方のルール「ランチェスター法則」とは?
第1法則は一騎打ち戦
力の差が2乗となる第2法則
「強者の戦略」と「弱者の戦略」
あなたは「強者」?それとも「弱者」?
あなたのための経営戦略ポイント
経営の中心要因を知ろう
ウェイト付けが大切
経営戦略7大原則

儲けのルール★2 成功する天職・ビジネスの選び方~弱者の商品戦略~
あなたの「天職」はなんですか?
セットで決めよう「中心」と「幅」
評論家の言うことを信じてはいけない
商品戦略成功例① 同業はこわい人たちで、宝の山をあてた「たこ焼き」
目指せ! 小さなナンバーワン
商品戦略成功例② 大手コンサルがバカにする小さな仕事
大企業がバカにする業種・商品を狙え!
商品戦略成功例③「障害者向け旅行」でオンリーワンのサービス
同業が弱い業種は勝ちやすい
商品戦略成功例④ 17年間の赤字の末に日本一の無添加石けんメーカーに
「手作りローテク商品」の見直しと「シンデレラ商品」
商品戦略成功例⑤ アパレル業界の都落ちで復活
用途を限定した○○専用商品で絞っていこう
商品戦略成功例⑥「短髪専門」で四国一に
細分化で新発見!
商品戦略成功例⑦ 日本初「男の夜間診療所」
売る側と買う側のズレがチャンスを生む
古い業界のやり方を変える
やってはいけない二つのこと
商品戦略成功例⑧ 大手がやらない住宅リフォームに一点集中で急成長
強い商品が見つからなくても大丈夫
商品戦略成功例⑨ メイン商品は料理でなくサプライズ
商品戦略4大原則と八つのヒント

儲けのルール★3 成功する事業エリアの選び方~弱者のエリア戦略~
「商品戦略」よりも重要な「エリア戦略」
アメリカにはないエリア戦略
お客が多いところは敵も多い
東京で三流よりも田舎で一流を目指そう
エリア戦略成功例① 過疎地の結婚式業で上場会社に
地方でもだれも行かないエリアを狙う
エリア戦略成功例② だれも行かない場所への出店で年商25億円
都市なら盲点・死角をまず狙おう
営業エリアは狭くしよう
エリア戦略成功例③ 営業エリアを100分の1にして年商・年収3倍に
究極の「陶山訥庵」エリア戦略
エリア戦略成功例④ 営業エリアを一歩でも出たらクビ
エリア戦略成功例⑤ 4倍の差がついたローソンとセブンイレブン
エリア戦略成功例⑥ 毎年ベスト3をキープするダスキンの秘密
信念の人になるには、やけどが必要なこともある
エリア戦略3大原則と四つの効能

儲けのルール★4 成功する客層の選び方~弱者の客層戦略~
売る相手は絞る
客層戦略成功例① 美容室と飲食店専門の税理士
客層戦略成功例② 借金40億を16年で完済した「オヤジ戦略」
客層戦略成功例③「うつ病専門? そんな仕事はしたくない」
客層戦略成功例④ 熟年層をターゲットにして東証2部上場
自分の顔と性格を考える
客層戦略成功例⑤ 若者を捨て、主婦パートに特化した求人で地域ナンバーワン
法人向けも大企業と中小企業では違う
客層戦略成功例⑥ シニア層の触れ合いの場で日本最大級の生徒数に
客層戦略3大原則

儲けのルール★5 成功するお客探し~弱者の営業戦略~
どの営業方法があなたにピッタリか?
営業スタイル百花繚乱
営業戦略成功例① 15枚ハガキで年収2000万円
メーカーが陥りがちな難しい営業ルートとは?
商社、問屋をすっ飛ばしてもうまくいく方法
営業戦略成功例② 成功のヒントは自分で考えないこと
独自の販売代理店・FC組織を作ってみるのも悪くない
営業戦略成功例③ 代理店+ 勉強会で怪しい戦略教材を拡販
営業戦略成功例④ 無料のYouTube投稿で人生逆転!
エンドユーザーへ直販する
新規開拓ではノイローゼになる人が続出
なぜ新規開拓は断られるのか?
お客はあなたを傷付けるつもりはない
断られにくい「再度訪問式」の営業
営業は質より量=面会件数が決め手
訪問型以外の「金をかけずに見込み客を集める」方法
営業戦略成功例⑤ 母子家庭の親子営業で成功
営業戦略成功例⑥ チラシを手渡し、あいさつすれば、もっと効果的
営業戦略成功例⑦ マスコミよりミニコミで大成功
営業戦略成功例⑧ タウン誌に「再度訪問式」広告を載せて大人気
嘆く前に、まずはヤルこと
営業戦略3大原則

儲けのルール★6 成功するお客の育て方~弱者の顧客戦略~
お客とのコミュニケーション能力を高める
リピーターをしっかりつかめばラクになる
顧客戦略成功例① ケーキ教室とハガキで大逆転!
3ステップで経営安定
初めての人に好かれて「お客」になってもらうためには、なにをすればいいか?
お客から好かれるための名刺・封筒作り
お客から好かれる電話・FAX対応のコツ
顧客戦略成功例② 感謝を態度に示して窮地から脱する
顧客戦略成功例③ 漢字も知らない、字もヘタくそ。それでも出すことに意義がある
「お客」に気に入られて「リピーター」になってもらうにはどうしたらいいか?
顧客戦略成功例④ 小さなコーヒー店がウラでやっている努力
気に入られるために考えるべきこと
だれでもできるハガキで感謝
「リピーター」がほかの人にも紹介してくれるような
「ファン」になってもらうにはなにをすればいいか?
顧客戦略成功例⑤ ハガキやイベントで顧客に感謝
顧客戦略成功例⑥ 1日3人の新規顧客の顔を覚える河原社長
わたしの顧客戦略実例
顧客戦略成功例⑦ 小さな自転車屋さんの余計なお世話
「うらみ」と「のろい」と「たたり」の経営
顧客戦略4大原則

儲けのルール★7 成功するためには長時間労働が不可欠~弱者の時間戦略~
世の中はお金か人間性か?
人生の成功公式
「才能」や「過去の蓄積」がなくてもがっかりしない
人の3倍働くとは時間で言えば1・7倍でいい
「思いは実現する」に必要なこと
時間戦略成功例 成功者はみんな結果的に長時間労働をしている
「長時間労働は時代に合わない」か?
上手な時間の使い方
時間戦略5大原則

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  1. 2016 08.03

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